2021年2月16日(火)に、新春研究発表会がオンライン形式にて開催されました。
前年の同時期に流行し始めた新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、初めてオンラインで行うことが試みられました。
澤田彰宏氏(拓殖大学講師)は、「ヒンドゥー教チャイタニヤ派の寺院の組織と運営―北インドのヴリンダーヴァンでの調査から―」と題した、2019年の「アジア諸国海外研究・調査助成」で派遣されたインドでの研究成果を発表しました。現地の人々へのインタビューを含め詳細な寺院についての発表をしていただきました。
渡辺章悟氏(東洋大学教授)は「般若の智慧と大乗の転法輪」と題した講演をしていただきました。大乗仏教の第一から第三までの「転法輪」について、大乗仏典の般若経と法華経などの文献を比較し、画像なども交えて具体的にお話しいただきました。
初のオンラインの開催にもかかわらず、53名の参加があり、質疑も行われ盛会のうちに円了しました。
※オンラインで行われたため、今回の新春研究発表会の写真はありません。