『東方』 第3号 目録 昭和62年(1987)12月21日発行

〔特集:サンスクリット学を批判する〕
中村 元サンスクリットの発音と現代における表記法
宮元啓一サンスクリット語の片仮名表記について
岩松浅夫『道行般若』古写経の音写語について(1)
〔研究〕
山口瑞鳳インド仏教における「方便」
山口 務仏典における鶏について
西尾秀生『ガタ・ジャータカ』のクリシュナ伝説
YEH Ah-yueh,The Theories of the “abhUtaparikalpa” and “prajJApAramitA”in the madhyAntavibhAga-bhASya
阿部慈園現代ビルマ仏教の一側面
定方 晟女を負う一角仙人
斎藤弘美『リグ・ヴェーダ』の戦う神インドラについて
倉田治夫祭式とシュードラ
丸井 浩命令から行為開始に至るプロセスの解明
保坂俊司シク教の思想(2)
加藤栄司「随方毘尼・略教」考
菅野博史『大般涅槃経集解』における僧亮の感応思想
〔文明論〕
金 漢 益スリランカにおける仏教とキリスト教の対論(1)
中村 元ローマ法王は過失を犯すことは無いのか?
下田 弘グレゴロヴィウスの「イタリア遍歴時代」の紹介
羽矢辰夫仏教とトランスパーソナルの接点(1)
〔特別講演〕
Lokesh Chandra,Cultural Interflow between India and Japan
〔学問研究の動き〕
真鍋俊照ローケーシュ・チャンドラ博士の受賞
阿部慈園現代インドパーリ学の祖 ダルマーナンダ・コーサンビー
中村 元共産主義の国における自由活動